朝と夜に体重を測ると差が大きいことってありますね。
特にダイエットをしているときに体重差が大きいと何でこんなに差があるんだろう?と悩んでしまいます。
そこで今回は朝と夜で体重が違う理由と体重差の平均値と理想値を解説します!
朝と夜の体重が違う理由とは?
朝と夜で体重が違う理由とは、一日の中で朝が最も体重が軽くなるからです。
人間は寝ている間に基礎代謝によって約コップ1杯分(200ml)の発汗をするので、汗の量だけ体重が減ります。
また、朝起きてトイレに行ってから体重を測ると、尿や便といった排泄物の分も軽くなります。
寝る前に摂取した食べ物や水分も消化されて、胃の中が空っぽになるのも大きな要因です。
- トイレに行って排泄分だけ軽くなる
- 胃の中が空っぽの状態
- 寝てる間に発汗した分だけ軽くなる
- 寝てる間も基礎代謝は行われているのでエネルギーを消費している
朝と夜の体重差の平均はどれぐらい?
寝ている間に200ml発汗すると200gは軽くなり、さらに排泄物や基礎代謝と合わせれば平均で約500g~1kgは夜より軽くなります。
例えば夜に51.0kgだった体重が50.0kgになっても自然なことなので、1日で1kgも減った!と喜ぶのは早いです(笑)
1日ごとの体重測定で一喜一憂していると精神的に疲れちゃって体重計に乗るのが嫌になり、最終的にダイエットを挫折することになりがち!
2~3日や1週間単位の増減は気にしないようにして、1ヶ月単位など長いスパンで考えてください。
またダイエット中の体重管理は毎日、同じ時間帯で測ってアプリやノートに記録して管理することが大切です。
朝起きてトイレに行った後なら同じ条件で毎日測ることができるのでおすすめ!
朝と夜の体重差の理想はどれぐらい?
朝と夜の体重差は大きすぎても小さすぎても良くありません。
毎日ほぼ同じ体重差を保ちつつ痩せることができているなら健康的にダイエットできている証拠。
寝ている時の発汗量を200g、尿と便を300gとして考えると夜よりも朝のほうが約0.5kg軽いのが理想です。
なので平均的な体重差こそが理想の数値と言えるでしょう。
ダイエットを成功させたいなら体重差も管理しよう
ダイエットを成功させたいなら朝と夜の2回、体重を測ってノートやアプリを使って記録管理してください。
朝は起きてトイレに行った後に測り、夜は寝る前に測るなど、それぞれ測るときの条件を同じにしましょう。
このように1週間、朝と夜の体重差を記録することであなた自身の平均体重差が分かってダイエット成功に役立てることができます。
平均体重差とほぼ同じ日はいつも通り規則正しい生活を送れている証拠になります。
ただ最も軽いはずの朝の体重が夜とほとんど変わらない日は寝る前に間食しちゃったとか睡眠時間がいつもより短かったなど何か原因があるはずですよね。
この原因を自分で反省して改善することでダイエットを成功させることができますよ!
※2kg以上違うなど体重差が大きいときや体脂肪率が急激に増えたときは体重計の故障を疑ってください。
食べすぎチェックもできる
いつもは朝の方が軽いのに前日の夜と比較してほとんど変わらなかった日は、ほとんどの場合で食べ過ぎが原因です!
友達と外食をして普段よりたくさん食べたときや、寝る前にお腹が空いたからといって高カロリーなお菓子やアイスクリームなどを食べてしまうと朝になっても体重は減りません。
夕食は寝る3時間前までに必ず済ませることを徹底してください!
また喉が渇いたときには水または白湯にしてください。カフェインが含まれた紅茶やコーヒーは睡眠を妨げてしまいますからね。
夜より朝の方が体重が重いときがあるのは何故?
たまに夜より朝の方が重くなってるときってありますよね。
この状態は生活習慣が乱れている証拠なので、すぐに改善してください・
夜より朝の方が体重が重くなると落ち込んじゃいますが、気持ちを落ち着かせて原因を考えましょう。
食べすぎ・飲みすぎ
先ほども解説したように朝に体重が重くなるのは前日の食べすぎ・飲みすぎが主な原因です。
彼氏とレストランや友達と飲みに行くと普段よりも食べ過ぎてしまいますし、家に帰るのも遅くなるので睡眠時間が短くなりがちです。
また、お酒の糖質・カロリーも体重が増える原因になりますよね。
楽しい時間を過ごすことができても、ダイエットと言う視点で考えると良くありません。
ダイエットしているときは一緒に食事をする人に「私はダイエット中だから少なめに注文するね」と言っておくと良いでしょう。
そして言うまでもありませんが、一人で淋しいとか仕事のストレスから暴飲暴食したり、寝つきが悪いからといって寝る前にお酒を飲むのもやってはいけません!
あと、どうしても寝る前にお腹がすいて夜食を食べたくなったときは、できるだけ少ない量にしましょう!
ダイエット中の夜食について詳しく知りたいなら、こちらの記事をご覧ください。
身体のむくみ
身体がむくみがちなときは体内の水分がうまく排泄されていない状態なので体重の増加を伴います。
就寝3時間前には食べないようにしてるし睡眠も8時間は寝てるのに朝の体重が夜に比べて減らないときは、むくみを疑いましょう。
むくみが嫌だからといって水分摂取を控えると身体は余計に水分をため込むようになり逆効果なので、解消するためには水分を多く摂取してマッサージや運動することを心がけてください。
湯船に浸かって血行を良くして全身の代謝や発汗を促進するのもむくみ解消に効果的!
夏など暑い季節はシャワーで済ませがちですがダイエット中は湯船に浸かることをおすすめします。
便秘
腸管内に便が残っていると、その分だけ体重は重くなります。
便秘は体重の増加だけじゃなく口臭・体臭などの原因になりますし、体調不良にもつながり百害あって一利なし!
便秘なのにダイエットしても効果は出にくいので同時に便秘も解消することを心掛けてください。
- 食事はよく噛んで食べる
- 食物繊維を摂取する
- ヨーグルトなどで乳酸菌を摂取する
- 水分を摂取する
- 適度に運動をする
まとめ
最後にポイントをまとめたのでおさらいしましょう。
- 朝と夜の体重差の平均は0.5kg~1.0kg
- 体重差が大きすぎても小さすぎても良くないので理想も0.5kg~1.0kg
- 朝の体重が夜に比べて変わらないときは食べすぎを疑う
- 食べ過ぎ、飲酒、むくみ、便秘があると朝のほうが夜に比べて体重が増えることもあります
人間は寝ているときも発汗しますし基礎代謝によりカロリーを消費します。
そして目覚めたときは夜に食べたものが全て消化されているので、朝トイレに行った後に最も体重が軽くなるのは自然なことです。
それなのに夜と朝の体重差がほとんどなかったり、むしろ朝のほうが体重が増えているときは生活習慣が乱れているサイン!
このままダイエットを続けても成果は得られませんし、体調を崩すことにもなりかねませんので、まずは規則正しい生活を送ることからはじめてくださいね。