唇を保湿して乾燥や荒れから守ってくれるリップクリームですが、長く使ってると臭いが気になりますよね。
臭いにおいがすると唇に塗りたくないですし、いつも使い切る前に捨ててる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はリップクリームが臭くなる原因と対策について紹介します。
また長く使うための正しい保管方法もまとめたのでリップクリームの臭いで悩んでるなら、ぜひご覧ください。
リップクリームが臭くなる原因とは?
さっそく答えですがリップクリームが臭くなる原因は『雑菌の繁殖』と『酸化』の2つです!
雑菌の繁殖
リップクリームを使うと唇に付いていた汚れ・唾液・口内の雑菌が付着して繁殖がはじまります。
唾液内に含まれているときは悪さをしない常在菌でも、リップクリームと混ざることで雑菌になってしまいます。
雑菌は繁殖するときに嫌な臭いを出すので、いつもと違う臭いを感じたら繁殖している証拠!
リップクリームは唇に直接塗るので繁殖しやすいんです。
また直接じゃなくてリップブラシを使った場合でも、何回も塗りなおしたり使用後のお手入れが不十分だったりすると容器内に雑菌が侵入して繁殖します。
酸化が進んだ
リップクリームの封を切ってキャップを外して空気に触れた瞬間から酸化がはじまります。
リップクリームには唇を保護・保湿するため多くの油脂成分が含まれていますが、空気と触れて酸化すると過酸化脂質という物質に変化して活性酵素を発生します。
この酸化して活性酵素を発生する過程において嫌な臭いが出てしまうんです。
さらに活性酵素は肌のシワ・シミや唇荒れの原因になること知られていますよね。
活性酸素によって攻撃された細胞は、コラーゲンを作る働きが弱くなります。そのため、活性酸素はシワをつくる原因と考えられています。また活性酸素が表皮のメラノサイトを攻撃すると、メラニンの量が増え、シミの原因となることも知られています。
このように活性酸素は、シワやシミなどお肌の老化を加速させるのです。
リップクリームが臭くならない正しい使い方と対策
では、次にリップクリームが臭くならない正しい使い方と対策を紹介します。
唇を拭いて綺麗にしてから塗る
リップクリームを塗る前はティッシュなどで唇を拭いて綺麗にしてから塗るようにしましょう。
唇に汚れ・唾液が付いたまま塗ってしまうと雑菌が繁殖する原因になりますからね。
唇を舐めて唾液で濡らしてから塗る人もいるみたいですが、塗った後の唇で雑菌が繁殖しちゃうので絶対に辞めましょう!
ティッシュで拭いて唇が渇いた状態で塗ることでリップクリームを満遍なく行き渡らせることができて、保護・保湿効果も長持ちしますからね。
リップブラシを使って塗る
自宅にいるときや時間に余裕があるときは直接塗るんじゃなくて、リップブラシを使って塗るのがおすすめです。
いくら唇をティッシュで拭いてから塗っても雑菌が付着することは避けられないので、少しでも雑菌を付けずに長く使いたいならリップブラシを使いましょう。
リップブラシを使えば薄く綺麗に塗れるので、ベタッとクリームが付きすぎてテカテカになることを防げるメリットもあります。
グロス・ルージュは鏡を見ながら丁寧に塗ったのに、リップクリームを雑に塗ってしまい綺麗になった唇が台無しになってる女性って多いですからね、、、
ジャータイプやチューブタイプの商品を使う
リップクリームはスティックタイプで直接塗るのが一般的ですが、ジャータイプやチューブタイプで指やブラシを使って塗る商品もあります。
直接塗ることができないので雑菌が繁殖しにくいメリットがあるほかに、ジェル状なので保湿成分と美容成分が多く含まれているメリットもあります
油分が多い固形のスティックタイプと違って、水分が多いジェル状のジャーやチューブタイプは唇に優しいため、リップクリームを使っても唇の乾燥・ガサガサに悩まさているなら、ジェル状の商品を使ってみてはどうでしょうか?
高温多湿な場所は避けて冷暗所に保管する
雑菌は高温多湿な場所で繁殖しやすいので、外出時に持ち運ぶとき以外は直射日光が当たらない冷暗所や温度と湿度の変化が少ない場所に保管してください。
お風呂場の洗面所は湿度が高いリップクリームを置きっぱなしにすると、すぐ雑菌が繁殖して臭くなっちゃうので駄目ですよ!
かといって、冷蔵庫に保管するとクリーム自体が固くなったり冷たくなりすぎて使う時に唇への刺激が強くなるので、これも駄目!
きちんとドレッサーの引き出しやコスメボックスの中に入れて保管しておけば大丈夫です。
ちょっと臭いぐらいなら捨てずに使っても大丈夫?
臭くならないように正しい使い方と保管方法を守っても、雑菌の繁殖と酸化を避けることはできないので時間が経過すると、どうしても臭くなってしまいます。
というわけで次は「キャップを開けたときにちょっと嫌な臭いがするぐらいなら捨てずに使っても大丈夫ですか?」というよくある質問にお答えます!
※使用期限については『リップクリームの使用期限は?未開封と開封後の期限を解説!去年のは使える?』の記事内で詳しく解説しているので気になる方はチェックしてくださいね。
唇が荒れるので勿体ないですが捨てましょう
先ほども紹介したように嫌な臭いがするってことは既に雑菌が繁殖しているわけです。
雑菌だらけのクリームを塗っても本来の保湿効果を得ることができませんし、逆に唇荒れの原因にもなりかねません。
唇はお肌よりも皮膚が薄くてデリケートな部分なので丁寧にケアすることが大切なので、たくさん残っていると勿体ないですが捨てるようにしましょう。
彼氏に口が臭いと思われるので捨てましょう
臭いリップクリームを塗ると、あなたの口から出る息が臭くなってしまいますし、彼氏とデートやキスをすることになったら最悪です、、、
彼氏に口が臭いと思われたら恋の熱はあっという間に冷めてキスを嫌がられる可能性があります。
またキスすると彼氏に雑菌をうつすことにもなるので、彼氏のためにも使わずに捨ててください!
早めに使い切るようにしよう
リップクリームは変な臭いが出る前に、早めに使い切ってください。
冬場など乾燥してる時期はきちんと唇が元のコンディションに戻るまで継続的に使い続けるのがおすすめ。
勿体ないからといって少し良くなったら塗らなくなる人がいますが、中途半端な状態で辞めてしまうと唇はすぐ荒れてガサガサしちゃいますからね。
ケチってもどうせ使い切れないので、乾燥するシーズンはケチらず使って唇をケアしましょう。
もちろん唇にひび割れが無く綺麗になったら使うのを辞めてください。
本来の唇を取り戻したのに使い続けると、リップクリームが無いと綺麗な状態を維持できないか弱い唇になってしまいます。
おすすめのリップクリーム
リップクリームが臭くなる原因と対策が分かったところで、最後に臭くなりにくくて長く使えるおすすめのリップクリームを3つ紹介します。
【DHC】薬用リップクリーム
DHCのリップクリームはオリーブオイルやアロエエキスなど、高い保湿力を持つ成分が含まれており唇を優しく保護します。
累計売上本数は800万本で多くの人から愛されるベストセラー商品。
【メンソレータム】メルティクリームリップ
メンソレータムのメルティクリームリップは固形タイプでありながら、とろけるような塗り心地と潤いたっぷりの保湿力がユーザーの高い評価を得ています。
香りはミルクバニラ・リッチハニー・無香料の3種類あるので好きなのを選びましょう。
【キュレル】リップケアバーム・敏感肌用リップケア
花王のキュレルは乾燥性敏感肌の女性にはお馴染みのブランドですよね。
ジャータイプなので指やブラシで塗る必要があり手間は掛かりますが、雑菌の繁殖を抑えることができ長く使えます。
ジェル状で低刺激なので唇がすぐに荒れちゃう方におすすめ。