健康管理やダイエットするときに欠かせない体重計が壊れると、その日の体重が測れなくて困っちゃいますよね。
そこで今回は体重計が壊れたときに確認すること&直し方を紹介します。
電化製品に弱い女性でも分かるように解説しているので壊れたからといって買い替える前に、ぜひこの記事を読んで対処してください!
体重計が壊れて不具合があったときに確認すること
体重が正しく測定できないなど不具合があったときに確認することをまとめました。
- 体重が軽く出る
- 体重が重く出る
- エラー1やエラー7などのエラー番号が出る
- 測れない
電池を交換する
体重を測ろうとしてもすぐに電源が落ちたりデジタル表示の文字が薄くなって見にくくなったなら、まず電池を新品に交換してください。
ほとんどの体重計は電池が切れそうになると液晶画面に「Lo」と表示されたり、スマホと同じようにバッテリーのアイコンが出てきて電池残量が減っていることをお知らせしてくれますが、このようなお知らせ表示が出る前に不具合が出ることは多いですからね。
また新しい電池と古い電池が混ざっていると不具合が出やすくなります。
正しい電池が使われている確認する
新しい電池に交換したばかりなのに不具合が出るときは本体裏面や説明書を見て使える電池の種類を確認してください。
単3や単4など大きさは間違えようがありませんが、体重計によってアルカリorマンガンの指定があったり、充電式電池(エネループなど)は使えないなどの注意点があります。
例えば「アルカリ電池のみ」って書いてある製品にマンガン電池を使ってしまうと正しく動作しないなど不具合の原因になります。
またアルカリでもマンガンでも両方使える製品だとしても、アルカリとマンガンを併用してはいけません!
特に電化製品に弱くて乾電池なら何でも同じでしょ!って思っていたなら電池の種類を確認することからはじめてください。
エラーメッセージを確認する
画面にエラーメッセージが出たら、そのメッセージから原因と対処方法が分かります。
例としてオムロンの体重計のエラーメッセージから分かる原因をまとめました。
- Err:準備できる前に乗ってしまった、体重測定中に身体を動かした
- Err1:足裏が密着してない、体組成測定中に足が離れた
- Err2:測定姿勢が悪かった、足裏が乾燥していた
- Err5:動作異常が起きた
Err5以外は基本的なことを守れていないことが原因によるエラーなので、次は正しい方法できちんと測ってくださいね。
当たり前のことですが測定中に身体を動かしたり姿勢を悪くしてはいけません!
測れる状態になるまで待つ
女性だと体重だけじゃなくて体脂肪率をはじめとして色んなことを測ってくれる体組成計を使ってる人が多いですね。
体重計も体組成計も製品の上に乗って測るものですが、体組成計の場合は機能が豊富なため電源を入れてから正しく測れる状態になるまで3秒から10秒ぐらい時間がかかります。
- 体重
- 体脂肪率
- BMI
- 基礎代謝量
- 体水分率
- 推定骨量
- 体内年齢
製品によっては電源を入れてから5秒後に「ピッ!」って音がなりますが、この「ピッ!」は準備OKですよ!乗ってください!という体組成計からの合図。
また「0.0kg」の表示が準備OKの合図になる製品も多いです。
このように音や画面表示によって測定可能な状態になったことを確認してから測らないと、エラー表示が出たり電源が落ちたりする原因になります。
個人データの設定を見直す
年齢、性別、身長など個人データを登録して、そのデータをもとにBMIや体脂肪率を出してくれる体重計の場合は、設定してある個人データを見直してください。
もしあなたが女性なのに男性で登録していると体重は正しく測れても、その他のデータは全然違う結果になってしまい正しい身体の状態を把握することができません。
また家族向けに複数の個人データを登録できる体重計が増えているので、測定前に自分のデータになっているかを確認することも忘れないようにしましょう!
実家暮らしや結婚している方だと家族のデータのせいで、測るまでに時間がかかって面倒ですよね、、、
そんなときは自分だけの体重計を買うのがベストです!
※タニタの一部製品は乗っただけで登録した個人データの中から測定者を識別できる「乗るピタ機能」が付いています。
硬くて平らな床面に置いて測定する
測定した体重が違う気がするなど誤差が大きいときは、体重計を置いている場所や保管方法に問題があるかもしれません。
体重計をラグマット・じゅうたん・畳など柔らかい床面に置くと正しく測定できないので、必ず硬くて平らな床面に置いて測定してください。
意外と多いのが足ふきマットの上に置いているパターン!
当然のことながら正しく測定できないので、きちんと床におきましょう!
また体重計を立てかけて保存したり手で持って移動させると誤差が出る原因になるので、置き場所を変えるために持ち上げたときは測定する前に「ゼロ点調整」を行ってください。
例えばタニタの体重計は以下の方法でゼロ点調整を行えます。
一度体組成計を固い床に置いて「体重/OFF」を押し、「0.0」となったら、もう一度「体重/OFF」を押す。
体重計の直し方
今まで紹介したことを確認したけど、やっぱり不具合が出るときは次の手順を試してください。
すべて新品の電池に交換する
家に長期保管していた電池だと既に劣化していることがあるので、あらためて新品の電池を買ってきて交換してみましょう。
単4型アルカリ電池を4本使用する製品なら、4本すべてを同じ種類で新品に交換してください。
電池交換してもつかないときや電池がすぐなくなるときは、修理を依頼するか新品に買い替えてください。
リセットをして設定しなおす
電池交換したら個人データなどをリセットして、1から再び設定しなおしてください。
あなたは正しく設定したつもりでも、共有してる家族など同居人がさわって設定が変わってる可能性もありますからね。
どこか間違ってるのか分からなくなったときも、リセットしちゃうのがおすすめ!
特にスマートフォンとBluetoothやwi-fiを介して毎日の数値を管理できるスマート体組成計だと、設定項目が多すぎて訳が分からなくなりがちなので、いったん初期化して1から説明書を読みながら設定していきましょう。
また高精度の体重計だと住んでる地域を設定する必要があります。
体重は重力の影響によって赤道に近づくほど軽く表示されるので、例えば北海道と沖縄で同じ人が測った場合は沖縄のほうが軽く表示されます!
正確な体重を測定するためには地域設定を正しく行うことを忘れないようにしてください。
液晶画面の破損や電源が入らないときは修理に依頼
液晶画面の一部が黒くなったり割れてしまったときは個人の力で直すのは無理なので、購入した家電量販もしくは製造元のお客様サポートセンターを通じて修理を依頼してください。
新しい電池を入れたのに電源が入らないときも同様です。
自分で直せそうだからといって分解すると火災・感電・ケガの原因になり危険なので絶対にやめましょう!
※購入てから1年以内であればメーカー保証により無料で修理または新品に交換してくれるので、保証書は無くさないように大切に保管してください。
体重はいつも同じ条件で測るようにしましょう
体重を気にする女性ならご存知だと思いますが、1日の体重は食事前後などお腹の状態で変わってきますし水分摂取によっても変わります。
なので体重はいつも同じ条件で測ることを習慣付けると良いでしょう。
日によってバラバラのときに測定すると体重の変動が大きくて壊れたと勘違いしやすいですし、ダイエットもうまくいきません。
おすすめは朝起きてトイレに行った後!
このときなら寝起きでお腹は空腹ですし体内の水分量も、ほぼ毎日同じですからね。
その他、体脂肪率や筋肉量も正確な数値を誤差なく測ることができます。
まとめ
体重計が壊れたと思っても、この記事で紹介したことを確認して正しく使えば直ることがほとんどです。
でも電源が入らないとか画面表示が真っ黒になったら、個人の力ではどうしようもないので家電量販店や販売元のお客様サポートセンターを通じて修理を依頼してください。
※1年保証や延長保証に入ってるなら無償で修理または新品に交換してもらえます
ただ修理に出すのはお店に持っていったり梱包して発送する手間があってめんどくさいですし直るまで2週間ぐらいはかかるので、新品を買うのがおすすめ。
体重計のみのシンプルなものなら2,000円以下で買えちゃいますし、体脂肪率や内臓脂肪を測る機能が付いている体組成計でも3,000円ぐらいですからね。
またスマートフォンのアプリと連動して体重・体脂肪率・体水分率・骨量・筋密度などを管理できるスマート体組成計も続々と発売されています。
中国や台湾企業の物だと3,000円ぐらいで買えるので故障するリスクは高いですが、気になるなら要チェック!
安心安全にスマート体組成計を使いたいならフィンランドのNokia製がデザイン性にも優れていますしおすすめです。