日本ではスウェーデン発のブランドが人気を集めていますね。
お洒落で機能的な家具が揃う「IKEA」、デザインが可愛いインテリア雑貨が揃う「フライングタイガー」、そしてファストファッションの「H&M」は全てスウェーデン発!
遠く離れた北欧の国ですが日本人のセンスと相性が良いようです。
そこで今回はスウェーデン女性のファッションを学んで参考にするために、特徴やブランドを画像とともに紹介していきます!
スウェーデン人が好むファッションや特徴
黒やグレーなど暗めな色でまとめる
北欧ファッション、特にH&MやAcneで有名なスウェーデン人女性のような着こなしにチャレンジしたいなら、黒やグレーなどの暗めの色で統一してみてください。
スウェーデン人は中学生くらいから、黒を基調としたコーディネートを好む傾向にあります。
この理由としては肌が透き通るように綺麗で髪も明るいブロンドヘアーなため、黒やグレーなど暗い色の方がコントラストが出て映えるからです。
また黒は引き締め効果がありシックでスタイリッシュな印象になるので長身なスウェーデン女性にピッタリ!
体型が少しぐらいぽちゃっとしてても黒でまとめればビシッと決まるわけです。
なので日本人女性が真似をするなら元々が色白で髪は明るいカラーにしている方が向いています。
無地またはドット柄が好き
シンプルイズベストという言葉はまさにスウェーデン人のためにある言葉かもしれません。
スウェーデン人は目立つことを好まず無地やドット柄などシンプルなデザインを好む傾向にあります。
長身・ブロンド・青い目が多いスウェーデン人にとってシンプルなファッションのほうが、美しさを際立たせますからね、
また一見ドット柄に見えるような布地でも、よく見てみると小さな葉っぱだったりして遊び心もあります。
このようにどこかしら自然の要素をファッションに取り入れるのが上手な国民性と言えるでしょう。
無地だと黒やグレーが定番ですが、緑系や茶色系のアースカラーも多く使われています。
着ていてホッとできるカラーやデザインが、スウェーデンファッションの特徴!
短い夏の時期は全体的にカラフル
黒やグレーが定番のスウェーデンファッションですが、夏の間のファッションは一転してカラフルになります。
スウェーデンをはじめ北欧は夏がとても短いので、思いっきり夏を楽しみたいという気持ちをファッションにも取り入れているのです。
国旗と同じ青や黄色を取り入れるのが他の北欧諸国との大きな違い!
黄色のレザージャケットに青のデニムでスウェーデン国旗をイメージしたカジュアルコーデ!
またスウェーデンは豊かな自然を大切にする側面も持っています。
その豊かな自然が夏に一斉に花ひらく様をファッションにも映し出しているのでしょう。
大きな花柄や葉っぱなど自然をモチーフとして、色々な色使いを楽しむようなファッションになっています。
日本人には無いデザイン感覚で、大胆な色や柄の組み合わせを行っているので着ているだけでハッピーになれます。
シンプルなTシャツやワンピースがメイン
スウェーデン人のファッションは色や柄のシンプルなものが好きとご紹介しましたが、形においてもストンと着ることが出来るようなシンプルなものが好みます。
例えばシンプルなTシャツやワンピースのラインナップが多いのも特徴です。
スウェーデン人は長身なので、シンプルな形でもコーデが決まりますからね!
日本人からするとうらやましい限り、、、
首元にはストール・マフラー
スウェーデン人は女性だけでなく男性もストール・マフラーを巻いている人が多いです。
夏でも朝晩は冷えることが多いので季節に関わらずストール・マフラーを巻いておいた方が何かと役に立つのです。
日本の夏で真似するのは暑苦しくなるのでおすすめしませんが、最近は夏場にどこのお店に入っても冷房がよく効いているので、薄手のものをバッグに入れておいて寒いと思ったら首に巻いてみても良いかもしれませんね。
スカートよりもパンツスタイル
スウェーデンは女性の社会進出率が高く、また涼しくて過ごしやすい夏の間は通勤や通学で自転車を使う人が多いのでスカートを履いてる人は少ないです。
もちろん寒いことがスカートを履かない最も大きな理由ですけどね(笑)
パンツスタイルもレギンスのような細めのシルエットを好む傾向にあり、中にはレギンス1枚で外出する女性も多く見られます。
スカートを履くというのは、ちょっとオシャレしてパーティに出かけるなどという時です
あと裾が雪で濡れないようにロールアップするのが特徴なので、真似しちゃえば断然スウェーデンファッションに近づきます。
靴は歩きやすいフラットシューズ
スウェーデンに限らずヨーロッパでは古い町並みが多く残っており石畳みの上をよく歩きます。
また厳しい寒さゆえに凍結した道路や雪の上を歩くことも多いので、ヒールよりも歩きやすいフラットシューズが好まれます。
晴れた日は自転車に乗ったりウォーキングを楽しむ文化もあるので、とにかく動きやすさを重視するのが特徴。
また生活の基本がスローライフなので、ピンヒールのように無理をしてオシャレをする感覚がありません。
雪の降る季節は分厚い革製のブーツが必需品!
スウェーデン発のファッションブランド
次はお洒落な女性なら知っておきたいスウェーデン発のファッションブランドを紹介!
日本に上陸してないブランドもいくつかあるので、誰よりも早くチェックしちゃいましょう!
既に知ってるブランドもあると思いますが、あらためて特徴を知ると面白いのでぜひご覧ください。
Acne(アクネ)
スウェーデン発のファッションブランドと言えば、H&Mが有名ですがお洒落な人の間で大人気となっているのが、このAcneでしょう。
東京の南青山や大阪に旗艦店があるので、ひょっとしたら実店舗ですでに購入している人もいるかもしれません。
旗艦店では商品をまるでオブジェのように飾っているので、美術館の中にいるような感じになり見てるだけでも楽しめます。
Acneの特徴はとにかくシンプルなパターンが多いということです。
柄も無地のものが多く、その分カラーバリエーションが豊富になっています。
不要な物は一切取り除いているデザインになっているので、着ているだけで自然体でいられると評判。
Filippa K(フィリッパ コー)
まず最初にFilippa Kの読み方はフィリッパ ケーではなくフィリッパ コーということを覚えてください!
Filippa Kを一言で表現するとハイセンス。
黒や白、グレーを基調としたテイストで、デザインはスウェーデン人が大好きなシンプルとなっています。
スカートはタイトなものが多いですし、ジーンズはスキニーがほとんどなので、体のラインが出やすいのですが、その分、女性らしさを際立たせることができるでしょう。
妥協を許さないセンスの良さが大人気でファッションだけでなく、日用品でもFilippa Kがコラボしたものがあり上質な雰囲気が日常生活のクオリティを上げてくれると大変人気があります。
日本人が好きなフワッとした感じのスカートやブラウスはあまり見かけることがありません。
どちらかというと甘いテイストは卒業した、仕事を愛する大人のための服という感じのブランド。
ただ世界20ヵ国以上に展開していますが残念ながら日本には正規店舗が無いので、いつか上陸してくれることを期待しましょう!
Rodebjer(ロジャー)
Rodebjer(ロジャー)はスウェーデン生まれのデザイナー「カリン・ロジャー」が1999年にニューヨークで立ち上げたブランド。
良くも悪くもシンプルなデザインが多いスウェーデンブランドの中で、Rodebjerはとても異色の存在だと言えます。
パステルカラーのピンクやグリーンなどをふんだんに使っていますし、また花柄や幾何学模様など大胆な柄を自由に使っているので目立つこと間違いなしです。
スウェーデン人が好きなシンプルなデザインの物もありますが、Rodebjerではアシンメトリーのスカートやチュニックのようなブラウスもありますし、アラビアのロレンスを思わせるような生地を体に巻きつけたアウターなどもあり、遊び心がいっぱいのブランドとなっています。
とにかく人と同じものが嫌だという女性におすすめするのがRodebjerです。
※Rodebjerも日本には正規店舗がありませんので、いつか上陸することを期待しましょう。
Gina tricot(ジーナトリコット)
Rodebjerと同じくビビッドなカラーを豊富に使っているファストブランドと言えばGina tricot(ジーナトリコット)でしょう。
黒・白・グレーというようなシンプルな色合いもありますが、赤や黄色などのビタミンカラーも沢山使われているので、着ているだけで元気になります。
また女性らしいフォルムの洋服が多く、胸のラインを美しく見せるようなデザインが豊富。
ファストブランドの服ってあまり女性らしさを強調しないデザインが多いですが、Gina tricotに関しては全く例外で女性であることをこれでもかと楽しめるような女性らしいフリルやレイヤーなどを豊富にあしらったブランドです。
H&M(エイチ・アンド・エム)
スウェーデン発のファッションブランドと聞けばH&Mと答える人が多いでしょう。
日本でも安くてお洒落なファストファッションとして高い知名度を誇ります。
シンプルなデザインなのにフリルがあったり、フワッとしたデザインになっていたり細かい部分で女性らしいデザインになっているのがH&Mのレディース物の特徴。
白や黒にこだわらず、あらゆる色が揃っているのも人気の理由。
おすすめはワンピースでシンプルなAラインの物や、レース使いのものなど乙女心をくすぐるデザインが豊富に揃っています。
ワンピースは背丈の低い日本人にはロング丈のものは少し難しいですが、ショート丈のワンピースなら日本人にも着こなせるでしょう。
もう一つのおすすめはジャケットで、黒やグレーを基調としたシンプルなものが多いので着回ししやすいです。
スウェーデンのコーデスナップ
最後にスウェーデン女性のコーデスナップ&ストリートスナップを紹介します。
おしゃれでスタイリッシュなコーデの参考にしてください!
ボディラインが出るTシャツに明るいグリーンのパンツ
スウェーデンの短い夏を思いっきり楽しめる動きやすくて明るいコーデ!
明るいグリーンのパンツを取り入れるだけでお洒落に見えますね。
ボーダーニットとダメージジーンズの不思議な組み合わせ
アウターは黒のよくあるジャケットですがボーダー柄のニットにダメージジーンを組み合わせた、一目で抜群のファッションセンスの持ち主だと分かるコーデ!
それぞれのアイテムが組み合わさることで不思議と一体感があり仕上がっていますよね。
賛否両論あるかもしれませんがお洒落に見られるのは間違いなし!
チェック柄のコートにニーソの上級者向けコーデ
首周りには大きなマフラー、アウターはチェック柄のコート、トップスは黒のTシャツの上にカーディガンをはおってボタンで留めるのではなくてリボンのように結んでいます。
そしてドキッとすることに下半身はニーソだけです!
まあ見えないだけでショートパンツを履いてると思いますが、かなり際どいですよね。
見てる分には素敵ですけど、自分でやるには勇気が必要なコーデの代表例かもしれません(笑)
まとめ
スウェーデンは夏が短く冬が長いため黒やグレーなど暗めな色のファッションが多くなります。
だからといって全体的に暗い印象になるかといったらそうではなく、スウェーデン人女性が色白で透き通るような肌であることや髪も黄金に輝くブロンドヘアーなため服が暗くてもコントラスが強調されてお洒落に見えます。
日本人が真似をするときは日焼けに気を付けて髪色も明るめにするのがおすすめ!
この記事で紹介したように世界的に有名なブランドが数多くありますが、日本には未上陸のブランドが多いため入手しにくいのが残念なところ。
早く日本でもスウェーデンのお洒落ブランドを気軽に購入できる日が来ることを願いましょう!