美味しい食べ物に目が無い食通と呼ばれる人たちにとっては当たり前の料理でも、あまり食に興味の無い人はほとんど食べる機会が無い料理があります。
そこで当記事では食通じゃない人でも人生で1度は食べておくべき通な美味しい絶品グルメを紹介します!
男性なら女性を連れて行けばモテること間違いなしですし、女性なら連れて行ってもらえる男性はセンス良い証拠!?なので手放さないようにしましょう(笑)
上海蟹(チュウゴクモクズガニ)
テレビなどで一度は目にしたことがある高級中華食材の上海蟹ですが、食べたことがある人は意外と少ないですね。
まず普通のスーパーではお見かけしませんし、中華料理屋の中でも高級中華と呼ばれるようなお店でしか扱っていません。
そしてもう1つハードルがあって食べられる期間は9月~3月までで、レストランによってはもっと短い期間しか扱わないケースがあります。
予約してコースで食べよう
上海蟹を食べるときはネットであなたがお住いになっている地域名 上海蟹で検索してお店を調べてください。
ほとんどのお店が高級中華と呼ばれるタイプで上海蟹をメインとした上海蟹コースがあるはずなので、思い切って電話予約をしましょう!
上海蟹コースなら姿蒸は必ず入っていますが、その他の料理についてはお店次第でかなり違いがあって、上海蟹料理は姿蒸だけで後はフカヒレや麻婆豆腐などの中華料理が並ぶこともあります。
- 上海ガニの姿蒸
- 上海ガニの紹興酒付け
- 上海ガニの小籠包
- 蟹身と蟹味噌の炒め物
姿蒸は雄と雌がありますがオススメは濃厚な味とまったりした食感が魅力の白子を堪能できる雄で決まり!
大きな蟹じゃないので思い切って雄と雌の両方を注文するのも良いかもしれません。
料金は8000円~30000円
上海蟹のコースは8000円~20000円ほどが相場ですが、フカヒレやツバメの巣などその他の高級素材も含まれたコースになると30000円程度になるお店もあります。
1万円出すなら味が分かっているズワイガニやタラバガニ、毛蟹を食べたくなるかもしれませんが、一度は上海蟹も食して下さい。
鱧(ハモ)
大阪や京都など関西地方にお住いの方にとっては夏の風物詩と言える身近な食材かもしれませんが、他の地域ではなかなか食べる機会がないのがハモです。
京都ではスーパーに湯引きされた鱧が売っていたり、高級料亭では鱧コースが10000円~30000円程度で提供されていたりと様々なシーンで愛されている食材です。
関西以外だと食べられるお店があったとしても骨切りが雑で小骨だらけだったり、調理方法が悪くて噛むのが大変でゴムみたいと感じることもあり、本当に美味しい鱧を食べたことがあるひとは少ないのではないでしょうか?
骨切り技術の凄さを楽しもう
ハモは小骨が多い魚で全てを取り除くのは困難なので、小骨が付いた身を皮まで切らないように包丁で細かく切れ込みを入れて食べた時に小骨が気にならないようにする技術があり骨切りと呼ばれます。
骨切りの音はとても心地よいためパフォーマンスとして披露しているお店もあり、料理人の技術を間近で堪能することができます。
Youtubeでもハモの骨切りをしている動画はたくさん上がっていますが、その中でもおすすめの動画がこちら!
料理人の華麗な包丁さばきと共にザクザクと小気味の良い音を楽しめます。
河豚(フグ)
ハモが夏の風物詩ならフグは冬の風物詩と言える存在!
夏でもフグは食べられますが大きな白子を楽しめる冬こそ旬なので、冬しかフグを提供しないお店も多いですね。
フグも関東ではあまり食べられず関西での消費が多い魚ですが、共通しているのは白身でタンパクな味ということ。
昆布やカツオなどの出汁文化が根付いて薄味が好まれる関西では、やはり魚もタンパクなものが好まれるようです。
またフグといえば毒ですが毒を持っているのは肝臓や卵巣など部位は限定されていますし、各都道府県で発行されるふぐ調理師免許を持った料理人のみが調理してますからお店で提供されるフグに関しては安心して食してくださいね。
薄く切られたふぐ刺し(てっさ)は綺麗な花弁のように盛り付けられインスタ映えします(笑)
鮟鱇(アンコウ)
アンコウは冬が旬の食材で東のアンコウ・西のフグと呼ばれており、見た目のグロテスクさからは想像できないほど美味しい深海魚です。
アンコウの身体は独特の柔軟性があり、さばくときには吊るし切りといって、下あごにフックを引っかけて吊るした状態で解体をしていきます。
そして歯や骨などを除くすべての部分を食べることができ、各部位はアンコウの七つ道具とも呼ばれます。
- 身:ヤナギ
- 皮:カワ
- 胃:水袋
- 肝臓:キモ
- 卵巣:ヌノ
- エラ:エラ
- ヒレ:トモ
エラは普通の魚では食べられませんが、アンコウでは食べることができます。
鼈(スッポン)
スッポンは昔から日本で愛されてきた食材ですが、言ってしまえばカメですし見た目のグロテスクさから食わず嫌いをしている人も多いのではないでしょうか?
ただ近年はスッポンに含まれるビタミンB2やコラーゲンなどの美容成分が注目されて、女性の間ではスッポン由来のサプリメントがブームになりました。
実際にスッポンそのものを食べたことがある人は少ないようですが、日本を代表する高級食材だけあって鍋にすると本当に美味しいスープを味わうことができますし、甲羅に切り込みを入れてさばく様子や生き血を取り出すシーンもパフォーマンスとして楽しめます。
精力が付くことでも知られていますからデートにもピッタリと言えますね(笑)
またハモと同じく調理風景を見せてくれるお店がありますが、少々グロテスクなので苦手な人は注意してください!
博多の水炊き
水炊きは鍋に昆布だしを張り鶏肉や野菜を入れて煮込むシンプルな鍋料理ですが、福岡県の博多では骨や皮が付いた鶏肉を入れてじっくりと煮込むことで鶏が持つ美味しいスープを存分に味わうことができます。
丁寧に下処理された鶏ガラから出るスープを最大限にいかすため、その他調味料は最小限に抑えています。
九州特産で今では全国で欠かせない薬味となった柚子胡椒と合わせて食べるお肉も絶品!
最近は水炊きを提供する居酒屋や日本料理店が増えていますが、ぜひ一度は本場の博多で味わってください!
締めの麺やうどん、ご飯を入れた雑炊も楽しみの1つです。
高級江戸前寿司
お寿司は子供たちが大好きな1皿100円の回転寿司から、成功者の証ともいえるお任せコースで50000円を超える高級寿司まで幅広い価格帯で楽しめる料理ですが、食通が大好きなのがネタとシャリに丁寧な仕事をした江戸前寿司です!
高級江戸前寿司と呼ばれるお店ではお寿司の前に、お酒に合うつまみ(刺身や焼き物、小鉢)が提供され、つまみばっかり頼む人もいるぐらいに美味しい物なのです。
寿司はネタ一つ一つに丁寧な漬ける、煮る、茹でる、〆る、蒸すなどの仕込みで味が繊細に付けられており、醤油を付けることなく美味しくいただけます。
シャリは各ネタに適した温度を厳守しており、口に入れた瞬間にホロホロと解けるような食感を味わえるのが特徴です。
また昼ならランチを提供していて安く食べられるお店もあるので、お昼デートで江戸前寿司を食べちゃうのもおすすめ!
トルコ料理
トルコ料理は中華料理、フランス料理と並んで世界三大料理の1つに数えられています。
日本では屋台のトルコアイスやシシケバブのイメージが強いのでファーストフードや間食として知られていますが、1度はトルコ料理のフルコースを食べて下さい。
地中海に接しているトルコでは海鮮料理も有名ですし、コースで提供されるケバブは子羊を使っていることが多く、フレンチやイタリアンでよく見かける子羊料理のように楽しむことができます。
そして食後はデザートのトルコアイスに加えて、コーヒー粉を水に直接入れ煮立たせて上澄みだけを飲むトルココーヒーで至福の時間を味わってください。
このわた
このわたはナマコの内臓を塩辛にしたもので古くは尾張の徳川家が江戸の徳川家に献上したことから知られるようになった珍味です。
尾張の徳川家が愛知県・知多半島の師崎で作られていたものを献上したように、現在でも三河湾でとれるナマコを使って愛知県ではこのわたが製造され続けています。
その他、石川県の能登半島でも製造が盛んです。
料理というよりは酒のつまみ、酒肴として重宝されている食材で、高級日本料理店や珍味を揃えた居酒屋で提供されています
ホヤ
ホヤは尾索(びさく)動物の一種で貝類でもなければナマコやウニのような棘皮(きょくひ)動物でもない世にも珍しい生き物ですが、東北の三陸地方では美味しい魚介類として食べられています。
好き嫌いはありますが独特の香りと磯の風味を感じられるホヤは、このわたと同じく酒の肴として親しまれていますね。
新鮮なものほど独特の香りが少ないので、ホヤを初めて食べるときは思い切って東北地方まで足を運んで食しましょう!
ただ海嫌いな人にとってはホヤ独特の風味も苦手かもしれません。
ご当地和牛
紹介するまでもありませんが日本が世界に誇る食材といえば霜降りの入った和牛です!
今では各地域に足を運ばなくても高級焼肉店やステーキハウスに行けば全国各地のブランド和牛を思う存分に楽しむことができますね。
もちろんお金は必要ですが、、、
- 米沢牛
- 松坂牛
- 但馬牛
- 神戸牛
- 宮崎牛
- 石垣牛
女性だとカロリーが気になるかもしれませんが1年に1回などルールを決めて、これでもかというぐらいに霜降りの入ったお肉を食べてみましょう!
馬肉(桜肉)
馬肉は熊本県、長野県、福島県の郷土料理として知られており、お刺身の馬刺しが有名ですね。
馬肉は牛、豚、鶏などに比べて栄養価が高いのが特徴で、美容には欠かせないタンパク質、ビタミンA、ビタミンEなどが豊富に含まれており、叶姉妹がよく食べていることを公言しています(笑)
高栄養価にも関わらずカロリーは低いのでダイエット中にも最適な食材。
また様々な部位をお刺身で食べることができロースやバラ肉に加えて首筋部分のたてがみや、牛肉では生食禁止になった肝臓(レバー)も馬肉ならレバ刺しで食べることができます。
昔食べたレバ刺しの味わいが忘れられなくて食べたくなったら馬のレバ刺しを試してみてはいかがでしょうか?
デートや記念日に食べに行こう
美味しい絶品グルメを紹介してきましたが、まだ1度も食べたことがないグルメがあったらデートや記念日に食べに行ってみて下さい。
2人で食通カップルを目指しちゃいましょう!
彼氏に何を食べたいか?と聞かれたときに
と言えば、きっと連れて行ってくれるはずです。
リアクションが薄かったり面倒臭そうな態度を取られたら見切りをつけて次の男を探してください(笑)